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海外の長編小説ベスト100

小説・文学

『考える人』という雑誌が2008年春号としてやった特集で海外の長編小説ベスト100というのがありまして、今回はこれを紹介したいと思います。

簡単に概要を説明すると、当時の文化人、小説家、文芸評論家に好きな海外文学を10冊選んでもらって順位をつけ、1位10点、2位9点、3位8点……10位1点というように点数化し、得点の多かった作品から順位をつけていくという企画でした。では早速結果を見てみたいと思います。

100位『悪徳の栄え』マルキ・ド・サド

主人公ジュリエットが悪行の限りを尽くすショッキングな内容で、ナポレオンによってサドが投獄されるきっかけともなった一冊。

99位『オブローモフ』イワン・A・ゴンチャロフ

98位『冗談』ミラン・クンデラ

97位『灯台へ』ヴァージニア・ウルフ

96位『モロイ』サミュエル・ベケット

95位『V.』トマス・ピンチョン

ピンチョンの長編小説第一作目にして代表作。イニシャルVの人物や事象をめぐって様々なジャンルの小説のスタイルを取り入れながら織りなされる大作。これだけのボリュームとディテールまできっちり書き込まれた世界観の演出を処女長編で書いてしまうピンチョンは本当に凄い作家だと思う。

94位『ナジャ』アンドレ・ブルトン

93位『風と共に去りぬ』マーガレット・ミッチェル

92位『イリアス』ホメロス

91位『死の家の記録』フィードル・M・ドストエフスキー

ドストエフスキー自身の獄中体験をもとにして書かれた監獄生活小説。

90位『若い芸術家の肖像』ジェイムズ・ジョイス

89位『親和力』J・W・ゲーテ

88位『虚栄の市』ウィリアム・M・サッカレー

87位『三国志』羅貫中

86位『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ

85位『西遊記』

84位『ペドロ・パラモ』フアン・ルルフォ

83位『予告された殺人の記録』ガブリエル・ガルシア=マルケス

田舎町で起きた30年前の殺人事件に関する中編。マルケスのなかでは短いので比較的読みやすいと思う。

82位『二都物語』チャールズ・ディケンズ

81位『侍女の物語』マーガレット・アトウッド

80位『感情教育』ギュスターヴ・フローベール

79位『オデュッセイア』ホメロス

78位『不思議な国のアリス』ルイス・キャロル

77位『狭き門』アンドレ・ジッド

74位『心は孤独な狩人』カーソン・マッカラーズ

73位『大いなる遺産』チャールズ・ディケンズ

72位『トム・ジョーンズ』ヘンリー・フィールディング

71位『ある家族の会話』ナタリア・ギンズブルグ

70位『ブライヅヘッドふたたび』イーヴリン・ウォー

68位『ガルガンチュアとパンタグリュエル』フランソワ・ラブレー

67位『悪童日記』アゴタ・クリストフ

66位『日の名残り』カズオ・イシグロ

65位『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト

64位『ムーン・パレス』ポール・オースター

63位『魔術師』ジョン・ファウルズ

62位『ハワーズ・エンド』E・M・フォースター

61位『アブサロム、アブサロム!』ウィリアム・フォークナー

60位『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・Jr.

59位『日々の泡』ボリス・ヴィアン

58位『幻滅』オレノ・ド・バルザック

57位『源氏物語』紫式部

「海外の」といっておきながら源氏物語がしれっとランクインしているのは面白いですね。

56位『ゴリオ爺さん』オノレ・ド・バルザック

55位『木曜の男』G・K・チェスタトン

54位『危険な関係』ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ

53位『路上』ジャック・ケルアック

52位『人間喜劇』オレノ・ド・バルザック

51位『水滸伝』

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