PR

キングオブコント2011 感想

お笑い

第四回大会。引き続きセミファイナリスト100組による1000点満点の審査で、司会はダウンタウン。冒頭で2009年大会で浜ちゃんに執拗にいじられてたD・N・Aが解散してしまったので、そのポジションに座っていたアルコ&ピースがいじられていた。

1本目1組目:トップリード

U-Nextの配信でみているのだが、メンバーの不祥事によって全出演シーンがカットされていれ見れない。リアルタイムでみていたはずだが覚えていない。審査員による点数は750点。

1本目2組目:TKO

「マジックショー」ネタ。へたしたらトップリード同様消されてもおかしくなかったTKOであるが……。当時二人ともアラフォーで、年齢のことでも話題になっていた。ネタはマジックショーのアシスタントの仕込みやアシストがとんでもなかったという内容。確かに他のネタと違ってTKOのネタには世代の違いみたいなものを感じる。のりが若干古風というか。審査員による点数757点。

1本目3組目:ロバート

「忍者ショー」ネタ。若い頃から『はねるのトびら』に出演しており、劇場での評価だけでなく、当時から人気も露出もあったロバート。忍者ショーに慣れ過ぎた演者が雑談や取材の合間にシームレスにショーに参加していくというネタなのだが、これがめちゃくちゃ面白い。歴代キングオブコントのなかでもかなりベストなネタだと思う。秋山の「こういうアクの強い人いるな」というのをめちゃくちゃ誇張したキャラづくりはすでにこのころには完成しきっていて、それが一番活きるようなシチュエーションを構築されたら他の演者は太刀打ちできない。審査員による点数は942点。異次元の点数。

1本目4組目:ラブレターズ

「西岡中学校」ネタ。当時結成四年目。これ以降はキングオブコント常連の一組になるが、当然全く情報も知らず、この大会で初めて知った。2023年大会のドキュメンタリーで知ったが、当時お試しで受けてみて、まったく決勝に行けるとは思ってなかったらしい。かの有名な「西岡中学校」ネタ。卒業式での校歌斉唱がなぜかラップという、アイデアとしてはそれだけの一本。当時最初に見たときは全く意味が分からなかった(当時すでにラップも聴いていたはずだが、これがラップだっていうこともあまり意識してなかった)。ラップとしての完成度も意外と高い。一部Dragon Ash「Grateful Days」のZeebraの有名なリリックを下敷きにしたり、坂本九の「上を向いて歩こう」をサンプリングしたりしている(これはスヌープドッグもやっていた)。今や芸人がラップする(そして上手い)のも当たり前だが、ある意味そのさきがけかもしれない。審査員による点数は790点。オーソドックスなコントではないので評価は分かれそうだったが、今考えてみるともう少し点数いってもよかった気がするし、今の方が評価される気もした。終わった後のダウンタウンとの絡みもほかの芸人より新鮮で良かった。ザ・ギースと売れる前の阿佐ヶ谷姉妹もコメントで登場。

1本目5組目:2700

「右ひじ左ひじ」結成8か月目にしてキングオブコント2008に出場していた2700。2008年の決勝ネタも結構面白かったし好きだったからまた出てきてくれたのは嬉しかった。肝心のネタだが、この後も彼らの代表作となる「右ひじ左ひじ交互に見て」というフックを持ったリズムネタで、微妙にそのフレーズは言いにくいのだが、それがかえっていい効果を生み出して何度も聞きたくなってしまうような気がする。審査員による点数は884点。

1本目6組目:モンスターエンジン

「Mr.メタリック」ネタ。ピースやハライチ、平成ノブシコブシと共に『ピカルの定理』で活躍していたモンスターエンジン。キングオブコントのみならず、M1などの賞レースに常連だったこともあり当時は相当期待されていたと思う。戦隊モノのヒーローがピンチになったときに必ず駆けつけるMr.メタリックというダークヒーローっぽい機械人間が、登場の時にあるあるネタやその場で起こっているスケールや機械人間ぽくないような言動のギャップで笑いを誘うコント。審査員による点数は843点。思ったより点数高かったと思った。

1本目7組目:鬼ヶ島

「転校生」ネタ。鬼ヶ島は東京03と同じ事務所のため、彼らの遺伝子を継ぐトリオという触れ込みで紹介されている。転校生を先生が紹介するというよくある導入だが、その転校生が先生が操る操り人形で……というコント。人間が操り人形を演じるというその不気味さと、堅物という設定の先生が真面目にふざけているのが面白い、というコントなのだが、その不気味さだけで押し切っているだけなような気がした……。審査員による点数は874点。これも思ったより点数高かった。

1本目8組目:インパルス

「脱獄」ネタ。二年ぶり二回目となる決勝で、これを最後に決勝には進んでいない。まあ正直売れてるのでなかなか難しいかもしれなかったが、「ヨハン・リーベルト」との二本だったら優勝できてたのに残念ではある。キングオブコントが始まるのが遅すぎた。ネタは、苦労して何十年も穴を掘り続けた囚人が、脱獄前日に釈放の連絡を受けてごねるという内容。そのうちにいつもまにか言動が乙女になっている…という彼らの一つのパターン。審査員による点数は815点。

2本目1組目:トップリード

U-Nextの配信でみているのだが、メンバーの不祥事によって全出演シーンがカットされていて見れない。リアルタイムでみていたはずだが覚えていない。審査員による点数は765点、合計1515点。

2本目2組目:TKO

「裏口入学」ネタ。サラリーマンがなんか偉そうな先生に裏口入学をお願いして500万わたすのだが、金だけ受け取って入学は拒否され……という内容。審査員による点数は877点。合計1634点。このあとジャルジャルがTKOをいじって笑いをとっていたが、これは結構本質をついているなと思った。TKOの二人は上下関係に厳しいのでその権威的な態度を茶化すのが一番笑いになる。そのことは二人の不祥事後のTVの出方で明るみになったが、この時点でジャルジャルにはそのことがよくわかっていたのだと思う。偶然かもしれないけど。

2本目3組目:ラブレターズ

「追試」ネタ。平田という謎の覆面を被った生徒が、追試を受けるというネタ。平田君も変わっているが、先生もちょっと変だったりして、そこがユニーク。二本ともこのようなネタだったらもっと上位だったかもしれない。審査員による点数は798。合計1588点。

2本目4組目:インパルス

「居たい場所、居るべき場所」。ファミレスの伝票さしを作っている町工場にめちゃくちゃ優秀な人が面接にくるという名作コント。審査員による点数は881点。合計1696点。

2本目5組目:モンスターエンジン

「アトラクションのガイド」遊園地のアトラクションのガイドの新人をベテランが指導するという内容。審査員による点数は919点。合計1762点。コメントはかまいたち銀シャリだった。

2本目6組目:鬼ヶ島

転校生がホストを気取っているというネタ。結構ウケてるけど個人的には当時も今も刺さらなかった。この当時の笑いの雰囲気にはあっていたのかもしれない。当たり前だけど今のノリとはかなりギャップがある気がする。審査員による点数は805点。合計1679点。

2本目7組目:2700

「キリンスマッシュ」ネタ。キリンがスマッシュかレシーブをするかをゾウがギャンブルをするというシュールで攻めたリズムネタ。もしかしたら今の方が評価されたかもしれない。審査員による点数は925点。合計1809点。

2本目8組目:ロバート

おしゃべりのしげ」ネタ。自動車修理がなかなか終わらずやきもきしている客(山本)と修理工兼社長(馬場)。その原因はシゲ(秋山)というアクの強い人物のせいだったというネタ。

審査員による点数は934点。合計1876点で優勝。

まとめ

ということで結果は以下の通り。

名前一回目点数二回目点数合計点数
1位ロバート9429341876
2位27008849251809
3位モンスターエンジン8439191762
4位インパルス8158811696
5位鬼ヶ島8748051679
6位TKO7578771634
7位ラブレターズ7907981588
8位トップリード7507651515

ロバートの優勝は異論はないが、2700との差は正直点数ほどないなと思った。ラブレターズとインパルスはもうちょっと評価されても良かったのではと思う。

個人的には一位2700、二位ロバート、三位インパルス、四位ラブレターズ。

タイトルとURLをコピーしました