英語ってなんの為に学ぶんでしょうね。
受験や就職に資格として利用するためでしょうか。
それだけの為に一定期間勉強してそれで終わりというのはもったいないですね。
勉強し続けてスキルをあげるという事はむしろ社会人になってからも大きくプラスに左右すると僕は考えます。
ということで実際に英語を学び続けてきてよかったこと、得したことを書いていきたいと思います。
1.検索でえられる情報が段違いに多い
今の時代ネットで情報を得るのが最早主流になっています。
その是非は置いといて、ネットであるものを検索しようと思ったとき、日本語で検索するのと、英語で検索するのとでは出てくる情報の量が全然違うんですね。
①画像検索で出てくる画像の量がくらべものにならない。
例えば「美しい建築物」の写真を沢山みたいなと思った時に日本語で「美しい建築」と検索するのと「beautiful architecture」と検索するのとでは全然結果の満足度が違ったりします。
「美しい建築」ぐらい広い検索ワードだとまあ日本語だけでも事足りるかもしれませんが、もっと絞り込んだ画像を探したいときにかなり日本語と英語で差が出てきます。
実際僕も英語の画像検索を駆使して美しい絵画とか、風景画、建築の画像にアクセスしてそれを楽しめています。
そこからまた好きなアーティストや行きたい国や場所が増えていったりしてますね。
②自分の趣味を深めるのにもより沢山の情報が手に入る。
例えば映画が趣味だとします。
するとbest ○○ movieで○○のところに見たい映画のジャンルを入れると結構いっぱい出てきます。
日本語だと出てくるけどヒットしても1、2記事ぐらいとかしかでてこなかったりするんですよね。
Wikipediaも大抵英語の記事が一番充実しています。
面白い映画や聴くべき音楽なども、海外のメディアで情報を仕入れてます。
③日本で起きた出来事が海外でどう報道されているか、自分の目で確認できる。
日本で他の国のニュースを取り扱っているように、他の国でも日本のニュースを取り扱っています。
国内ニュースでも日本での報道のされ方と海外の報道のされ方にギャップがあったりしてなかなか興味深いんですよね。
また、「海外では~のように言われている」とか海外の記事が引用元になっている要約記事とかもしっかりと元の記事を確認できます。
とたとえば書いている人の都合のいいように引用された一節があったとしても、自分の目できちんと文脈を確認することができます。
そして英語圏以外のメディアでも大抵英語でニュース情報をのせていたりしますから同様に情報を得ることができます。
例えばアラブ系メディアの最大手のアルジャジーラなんかもアラビア語だけでなくて英語でもニュースを発信していますから、イスラム圏の情報へのアクセスも日本語より便利です。
2.旅行の時に便利だし、旅先の貴重な出会いの源になる。
英語最強だなって思うのはやっぱり海外旅行中ですかね。
場所によって当然通じないところもあったりするんですけど、まあまあきちんとしたホテルなら非英語圏でも大抵通じます。
空港の表示なんかも現地の言葉プラス英語表記が基本ですし、旅行するときに身につけておいて全く損はありません。
また旅先の出会いも英語だと結構盛り上がるんですよね。
例えば韓国に旅行に行ったときに、僕はアメリカ人の二人連れとフランス人に、それぞれ写真を撮ってくれと頼まれたんです。
その時に5分ぐらい立ち話してお互いの国について色々と話ができたんですね。
もちろん英語でです。
「なんだただ話しただけじゃないか」って思うかも知れないですけど、そういうコミュケーションってなんか凄く嬉しくなるんですよね。
実際韓国で訪れた素晴らしい場所と共に印象的な思い出として鮮明に残ってます。
日本にいてもこういった出会いもありますね。
例えば品川駅で困ってる海外の方に話しかけられてどの電車に乗ればいいかおしえたんですけど、その際にホームでちょっとした雑談をしました。
彼はインドから来ていたエンジニアで東京で何週間かあるプロジェクトに参加するって言ってました。
その時に凄く感謝されて嬉しかったし、こんな些細な事でも今でも思い出したりできるいい思い出になってます。
勿論そこから友情が始まる事もあるかもしれません。
いまはFacebookやTwitterなどのSNSで繋がることも容易ですからね。
3.仕事や人生の選択肢が増える。
僕は現在英語を使って海外のクライアントとやりとりが必要な仕事についていますが、英語のスキル(入社当時は全然でしたが)や耐性が無かったら多分今の会社には採用されてなかったでしょう。
また、もともと喋れたり留学経験がある人は別ですが、語学スキルは一定の時間を捧げる事でしか身につきませんから勤勉性もアピールできるわけです。
よく言われている事ですがこれから先日本の人口が減っていき、市場としての日本がどんどん縮小していってしまう事は自明の理です。
その中で企業はより大きな市場を目指し、どう海外展開していくかを一生懸命に考えなくてはなりません。
そんな大きな動きの中でやっぱり英語というスキルは持っておいて損はしないと思います。
まとめ
というか英語を学ぶことって、ただ単に言語を学ぶことだけじゃなくて文化を学ぶことなんですよね。
学習の過程で言い回しの違いだったり、表現の違いだったり。
慣用句を学んだり。
英語を深く学ぶことで、英語圏の世界のとらえかたをも学ぶことができます。
それって違う視点をえられたり、世界の見方が変わるってことなんですよね。
自分のなかでもう一つの大きな軸ができたような感覚になるんです。
中でも英語は沢山の人が自分の考えを表現するツールとしてつかっていますから、それにアクセスできるだけで世界が広がるんです。
英語を学ぶも学ばないも究極的に言ってしまえば個人の自由ですが、僕は学ばないのは損だしもったいないと思っています。
どうせ義務教育で学んできたんだからせっかくなので、もう少し深く学んでみたらきっと様々なメリットが得られると思います。