今回は僕個人の経験からTOEICのリスニングでほぼ満点を取れるようになった勉強法について語りたいと思います。
留学経験全くなしで独学で達成しましたので、同じ条件で点数取れるようになりたい方におススメの記事です。
タイトルが「ほぼ満点」なのはTOEICで900点は超えましたがまだ990点(満点)はとったことないので、自分がリスニングセクションで満点取れているかは定かではないからですね。
しかし9割はまず確実に取れてると思います。
メインで使った教材は3つだけ。費用も一万円かかんないぐらいでしたかね。
工夫すれはもっと抑えれるかと思います。
全く聞き取れなかったTOEICの試験英語がすらすら聞こえるようになるのは本当に快感です。
皆さんにも是非この快感を味わってもらいたいです。
TOEICだけでなく、仕事で海外のお客さんと直にコミュニケーションをとることになったり、英語圏の映画や音楽などのコンテンツを楽しむ際にも役立つとおもいます。
松澤喜好『英語耳』で発音と発音記号をマスター
何かのTOEICの記事で発音をマスターすれば英語がきちんと聞こえるようになるっていうのを読んだんですね。
ということでいくつか発音を学べる教材を探してみたんですね。2,3冊試してみて最終的に選んだのが、『英語耳』でした。
『英語耳』にはいくつかシリーズがあるんですが、入門編ともいうべき無印の『英語耳』がおすすめです。
いくつかの章に分かれていまして、2章から4章が発音記号を学ぶセクションになっています。
2章が子音について、3章が母音、4章がRの発音を取り扱っています。最初は一つの章を全部通しで勉強するのもしんどいと思うので一つづつ発音記号を学んでいって、毎回復習しながら読みすすめて行くのがオススメです。
なれてきたら一章文を通しで30分かからずに復習できると思います。
僕は2章の子音と3章の母音を毎日交互に30分ぐらい毎日発音練習していました。
それを2ヶ月続けたら笑っちゃうぐらい違いがでましたね。
とにかく繰り返し発音しながら練習して体にしみこませるのがコツです。
一回読み通しただけでは効果は薄いと思います。
「なぜ発音ができると聞き取れるのか」という理屈や、筆者の松澤さんの勉強法や「何時間勉強したらコレができる」といった目安の話など、読み物としても結構ためになるのでかなりオススメです。
海外ドラマ『フレンズ』で楽しく英語に慣れる
まあコレは『フレンズ』で無くてはならないというワケでもなく、他の海外ドラマでも代替可能です。
しかし、『フレンズ』がやはり1番オススメですね。
『フレンズ』は1994年から2004年までアメリカで放送されていたコメディ。
みての通り10シーズン続いたんですね。アメリカのドラマって人気が無くなるとすぐ打ち切りにされちゃうので、10シーズン続いたってことで『フレンズ』がいかに人気があったかわかっていただけたかと思います。
というわけで楽しく笑いながら英語学習するにはうってつけですね。
他のドラマも教材として試してみたんですけど、シチュエーションが特殊過ぎて日常的な言い回しの参考になりにくかったり、面白いんだけど緊張感がありすぎてずっと見るのは疲れるとかだったりするんです。
その点『フレンズ』は基本コメディですからリラックスして見れます。
さて肝心の『フレンズ』勉強法ですが、僕は最初は日本語字幕で英語音声でただ楽しくみてました。
そんなんでいいの?と思われるかも知れませんが『英語耳』を平行して学習しながら見つづけてるとだんだんと、日本語字幕で会話の内容を理解すると同時に、
「英語だとこの日本語の意味はこういう風にしゃべってるんだ」
という風に英語の言い回しが耳に入ってくるようになります。
この過程が結構快感でしたね。
だんだん慣れてきたら、英語字幕を表示させて見ます。
これは一回見て内容がわかっている話でやるのがオススメですね。
「こういう発音をしているんだ」とか「こういう言い回しになるんだな」とか非常にためになります。
最終的には僕は『フレンズ』10シーズンを三週しましたね。
それぐらい見ないと効果がでないということではなく、繰り返しに耐えうるドラマだし、面白いということです。
是非レンタルなどをして一度試してみてください。
気に入ったな、これは見続けたいなとおもったら思い切ってDVD買ってみるのもありだと思います。
30分番組で1シーズン大体24話で、全10シーズンがセットで一万円ぐらいですから相当安い買い物だと思います。
自分には合わないと思ったら他の教材を試せばいいと思います。
実際のTOEICリスニングの問題をひたすら解く
TOEICの対策ですからコレは当然やる必要がありますね。
オススメはきちんとした本番形式の模擬テストです。
2、3回分入っているのが良いかと思います。
一回だけですと心もとないですし、4回以上だと結局といてる時間も無かったりしますので。
最初の一回は必ず本番と同じようにリスニングセクションをぶっ続けでといて自分の実力を知ってください。
そしてそれを答えあわせをしつつもう一度問題を何度も聞きます。
当然この時点で「全然ききとれない…」とか「本当に回答に書いてあることしゃべってる?」といいう問題があるとおもいます。
最初はそれで仕方ないと思います。
そして『英語耳』で発音の練習をある2週間ぐらいやってもう一度同じ問題を少ずつ解いて見てください。
そうすると「全然聞き取れない」問題がだんだんと減っていきます。
ある程度減ってきたらまた本番と同じコンディションで自分の実力を計ってみてください。
この繰り返しで面白いほどリスニングで点を取れるようになって行きます。
もっと沢山問題を解きたいという方はTOEICリスニングセクションだけの専用の問題集をかってもいいかと思いますが、僕は本番形式のものを何回も繰り返すことだけでも十分だと思ってます。
上記3つの教材を一つのサイクルでまわす
では改めて勉強の手順を説明していきます。
TOEIC模擬テストの所ですこし話ましたけど、それぞれ順番にやれば良いということでは無く、組み合わせて一つのサイクルとしてまわして行くのが1番効果的で、やる気を持続させて続けられると思います。
TOEICリスニングの問題を解く→
一週間ぐらい発音の練習をしつつフレンズを視聴→
問題を解く→
発音の練習、フレンズ視聴→
問題解く
という様にですね。
そうするとそのサイクルでそれぞれ前回と比べて効果が実感できて凄くたのしくなりますね。
細かい成長の実感と成功体験って、英語学習をする上で凄く大切なモチベーション、続ける力になります。
ですので成長を実感できる仕組み作りが重要だとおもっています。
まあ最初は結構きついとは思います。
特に発音の練習は最初は結構ストレスだと思いますが、一山超えるとだんだんと快感になって行きますのでかんばってください。
まとめ
ということでTOEICのリスニングでほぼ満点をとる方法でした。
魔法の様にすぐ結果が出る方法ではなく、結構地道です。
効率の良い英語学習法は結構あると思いますが、結局英語学習は積み重ねなのでそれなりの努力は必須だと思ってます。
今回自分が結果を出せたやり方を提示させてもらいましたが、自分のやりやすい様にカスタマイズして勉強していただければとおもいます。
やっぱり続けられることが上達の近道だと思うので、続けられる方法を捜してみてください。
すこしでも皆さんの参考になれば幸いです。
最後に繰り返しになりますが、聞き取れなかった英語がクリアに聞こえるようになるのは本当に快感です。
そしてここで得たリスニング力は英会話で相手の会話を聞き取る能力にそのまま転化できますので、一生の財産になると思ってます。
皆さんにも是非「聞き取れる快感」を味わってほしいと心から思っています。