50位『日はまた昇る』アーネスト・ヘミングウェイ
49位『木のぼり男爵』イタロ・カルヴィーノ
48位『マルテの手記』ライナー・マリーア・リルケ
47位『八月の光』ウィリアム・フォークナー
46位『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ
45位『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルヴィーノ
44位『変身』フランツ・カフカ
43位『モンテ・クリスト伯』アレクサンドル・デュマ
42位『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ
41位『ホテル・ニューハンプシャー』ジョン・アーヴィング
40位『アレクサンドリア四重奏』ロレンス・ダレル
39位『チボー家の人々』ロジェ・マルタン・デュ・ガール
38位『紅楼夢』曹雪芹・高蘭墅
37位『響きと怒り』ウィリアム・フォークナー
36位『ジャン・クリストフ』ロマン・ロラン
35位『ブリキの太鼓』ギュンター・グラス
34位『デイヴィッド・コパフィールド』チャールズ・ディケンズ
33位『ガリヴァー旅行記』ジョナサン・スウィフト
32位『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー
31位『トリストラム・シャンディ』ロレンス・スターン
30位『高慢と偏見』ジェーン・オースティン
29位『千夜一夜物語』
28位『パルムの僧院』スタンダール
27位『巨匠とマルガリータ』ミハイル・A・ブルガーコフ
26位『グレート・ギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド
25位『ガーブの世界』ジョン・アーヴィング
24位『夜の果てへの旅』ルイ=フェルディナン・セリーヌ
23位『ボヴァリー夫人』ギュスターヴ・フローベル
22位『嘔吐』ジャン=ポール・サルトル
21位『冷血』トルーマン・カポーティ
20位『ハックルベリー・フィンの冒険』マーク・トウェイン
19位『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユーゴー
18位『白痴』フィードル・ドストエフスキー
17位『異邦人』アルベール・カミュ
16位『魔の山』トーマス・マン
15位『赤と黒』スタンダール
14位『ユリシーズ』ジェイムズ・ジョイス
13位『ロリータ』ウラジーミル・ナブコフ
12位『戦争と平和』レフ・トルストイ
11位『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
10位『悪霊』フィードル・ドストエフスキー
9位『審判』フランツ・カフカ
8位『アンナ・カレーニナ』レフ・トルストイ
7位『白鯨』ハーマン・メルヴィル
6位『罪と罰』フョードル・ドストエフスキー
5位『城』フランツ・カフカ
4位『ドン・キホーテ』ミゲル・デ・セルバンテス
3位『カラマーゾフの兄弟』フィードル・ドストエフスキー
2位『失われた時を求めて』マルセル・プルースト
「私」が自分の人生を振り返り様々な記憶の断片を微細にたどっていき、美しい瞬間や時々の心の動き、人間関係の機微を繊細に描き出す小説。とくに大きな展開があるわけではないのだが、それだけに平凡な生活のなかのふとした瞬間に感動を見出すこの小説の姿勢は我々が生きるうえで小さな喜びを日常に見出していくヒントにもなりうる小説だといえる。というか既にそのような生き方をしている人にはど真ん中の小説。当時のフランスの上流階級の生活を描いた風俗小説としても一流。
読み始めるなら、こなれた、比較的新しめな訳で、解説も丁寧、図録や年表などもしっかりしている岩波文庫版が一番おすすめ。
1位『百年の孤独』ガルシア・マルケス
まとめ
という事で見てきましたけど、これ以降似たような企画を見た事無いのですがガンガンやってほしいですね。
ではランキングの雑感を話していきます。
まず、ジョージ・オーウェルの『1984年』が入ってない…ですね…。
これは20世紀の文学史上最も偉大な小説の一つとも言われてるので、これは入ってないのはいかがなものかと……。
あとトニ・モリスンも入ってないですね。マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』が入ってるのも時代性を感じますね。いまだったら絶対入らなさそうです。
因みに僕がこの中で読破したのは27冊でした。読み差してるのとか途中でやめちゃったのが15冊もありました。なんとか読破したいです。