今回は映画監督ブライアン・デ・パルマの作品に点数とコメントをつけていきたいと思います。
- ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク Greetings(1968)
- ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN1・哀愁の摩天楼 Hi, Mom!(1970)
- 汝のウサギを知れ Get to Know Your Rabbit(1972)
- 悪魔のシスター Sisters(1972)
- ファントム・オブ・パラダイス Phantom of the Paradise(1974)
- 愛のメモリー Obsession(1976)
- キャリー Carrie(1976)
- フューリー The Fury(1978)
- 悪夢のファミリー The Home Movies(1978)
- 殺しのドレス Dressed to Kill(1980)
- ミッドナイトクロス Blow Out(1981)
- スカーフェイス Scarface(1983)
ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク Greetings(1968)
未見。ロバート・デ・ニーロ主演のコメディ。
ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN1・哀愁の摩天楼 Hi, Mom!(1970)
未見。邦題タイトル通りロバート・デ・ニーロ主演。
汝のウサギを知れ Get to Know Your Rabbit(1972)
未見。これもコメディらしい。
悪魔のシスター Sisters(1972)
未見。サスペンスホラー。ここからちゃんと見てみたい。
ファントム・オブ・パラダイス Phantom of the Paradise(1974)
『オペラ座の怪人』を下敷きにしたロック・オペラ映画。音楽を担当しているのが、カーペンターズへの楽曲提供でも有名で、プロデューサー役として本作に出演もしている、ポール・ウィリアムズ。彼がビーチ・ボーイズやグラム・ロックなど様々なジャンルの音楽を全部作っていて、それが面白いですね。映画ファンよりも音楽ファンに寧ろ見てほしい一本。もちろん映画としてもすぐれています。
10点中8点。名作。
愛のメモリー Obsession(1976)
未見。ヒッチコック『めまい』オマージュのミステリー映画。
キャリー Carrie(1976)
厳しい家庭環境といじめを受けた主人公が超能力に目覚める、スティーブン・キング原作のホラー映画。デ・パルマのキャリアの中でも特に評価が高く、有名な一本。オープニングのスローモーションでのシャワー室のシーンから既に魅了されますね。画面が分割されるスプリット・スクリーンや被写体の周りをグルグルまわりつづけるカットだったり、デ・パルマらしさも全開な一本。
10点中9点。
フューリー The Fury(1978)
未見。カーク・ダグラス主演のサイコスリラー映画。超能力バトルものらしく、見てみたい一本。
悪夢のファミリー The Home Movies(1978)
未見。カーク・ダグラス、ナンシー・アレン出演の自主映画。どうもコメディっぽいが邦題のせいでまったく情報がない状態だと完全にスリラーに見える。
殺しのドレス Dressed to Kill(1980)
ヒッチコックの『サイコ』に影響を受けたサスペンスホラー。しかしこれだけヒッチコックオマージュの映画ばっかり撮っていて、ちゃんと自分の作風も確立させ、巨匠の地位を獲得しているのだから凄い。10点中7点。
ミッドナイトクロス Blow Out(1981)
ジョン・トラボルタ演じる音響効果マンがとある自動車事故に遭遇してしまうところから始まるサスペンス映画。隠れた名作として名高い一本で、ラスト付近の花火のシーンは何とも言えない切なさと美しさをたたえる映画史に残るワンシーンかと。
10点中8点。
スカーフェイス Scarface(1983)
アル・パチーノ主演で『暗黒街の顔役』(1933年)をリメイクしたカルト的なギャング映画。当時酷評されたのは早すぎたのか、主人公トニー・モンタナのキャラクターがぶっ飛びすぎてて最高な一本。ラッパーに人気の成り上がり映画で、そういう意味でも音楽ファンにむしろ見てほしい一本。
10点中8点。